
4月末に車で出掛けました。
当日は、暖かい日差しと、心地良い風が吹いていました。
藤の花はまだ6分程度でしたが、とても綺麗で、また花の香りが神社の中に満ちていました。また、人出も多く、出店もたくさんありました。
この日はそもそも利用者さんからの一言、「ねぇ、亀戸天神いきませんか?」から始まっています。
基本的には外出する際に、事前準備が必要と思います。しかし、それ以上にご本人の主体性が重要と私達は考えています。
今回は、その主体性が発揮されました。それにつられて他の利用者の方々も「あそこの葛餅はデパートで買うそれと違うのよね、絶対買いたいわ。」「せっかくだからおみくじ引くよ。」「あそこまで歩いてみようかしら。」といった、普段の運動メニューだけでは出ない、主体性が出たと思います。
これで少しでも自信をつけて頂き、普段の生活に少しでも張りが生まれ、更に新たな主体性が出てきてくれればと、この日感じました。普段の運動はこの日のためにもあるのかなぁと感じます。
今回は「亀戸天神行きませんか?」と仰っていただいたその一言に感謝です。
さあ、次はどなたが「○○行こうよ。」「××したいね。」と言って頂けるのか。楽しみです。
平成29年5月28日(日)張さん、3,000本安打達成の日。あっぱれ!
皆さま、あけましておめでとうございます。
といっても、3月も下旬になってしまい、新年の挨拶というわけにはいかないですね・・・
今年も、ここまで大きな事故もなく、日々仕事をさせて頂いています。
さて、私は作業療法士というリハビリテーションに関わる資格を持って、日々利用者やご家族の方々と関わります。
まだまだ経験や知識が足りず、勉強の日々ですが、そんな中で少なからず人の死と接する機会があります。
その際には毎回、私は何をできたのだろうかと考えます。
果たしてその方やご家族の方が納得いただけるようなサービスを提供できただろうか?常に真剣に真摯に関わることができたのだろうかと。
私自身、満足のいくことは決してありませんでした。
そしてこれからも変わらない事でしょう。
そう思うのは、ご本人やご家族の人生に、ほんの一部分ですが携わっていること、そしてその重みを感じるからだと思います。
普段ご利用中には色々なお話しをさせていただきます。例えば、病気やケガをする前の頃のお話しを伺ったり、若い頃の写真を見せて頂いたり、大好きな趣味の事やご家族の事、仕事時代の事、子育ての事、苦労話、楽しかった話など。病気やケガをしてしまってからの気持ちや想いを聴かせて頂く事も多いです。
お話を伺い、関わりを持つ中で、その方の今までの人生に触れ、さらにこれからの人生に関わっていくという、その責任の重さを痛感していくのです。。
それに対して私自身の経験や知識をもとに、ご本人の人生がより良くなるために、ご提案させていただくのですが、自分の中では達成感というものは少ないです。多分この仕事を続けていく限りは難しいのではと思います。
日々人と繋がり、人から学び、自分の引き出しを増やしていくことに真剣に真摯に取り組んでいかなければと考えます。
写真は数年前に亡くなった方から頂いた写真集です。これからも大事にデイサービスに飾ります。
平成29年3月23日(木)世界気象デイ
行ってきました!10/18(火)、日差しが強い中、船橋港へ出かけました。
男性の方々で乗り込みましたが、釣果はハゼとセイゴ。15匹でした。
ある方は、「仕掛け〜釣ることまで久しぶりで自信がなかったけど、まだまだできることがわかった。」と自信がついた様子。
またある方は、「数年ぶりで楽しかったよ。」はじめは手先がおぼつかなく、表情も硬めでしたが、時間が経つごとに思い出したのか、ベテランの動き・佇まいになり、釣り上げまくってました。
そしてまたある方は、1匹釣れてからは、黙々と集中して何度も何度も投げ込み、「昼食ですよ」の声掛けにも反応せず、片っ端から釣り上げていました。
皆さん、また是非出掛けたいと、満面の笑顔でした!
お疲れ様でした。
さて、
“釣り”というものをリハビリ的に分析してみると、
①道具の準備
②仕掛けを作る
③川へ投げ込む
④ひたすら待つ
⑤釣り上げる
⑥釣った魚をクーラーボックスへ入れる
⑦③〜⑥を繰り返す
といった工程がありそうです。
これに必要な機能として、
筋力・持久力・バランス力・集中力・細かい指の動き・視力・からだの柔らかさ(関節可動域)・記憶力・忍耐!
などが要求されます。
私たちも釣りを楽しみつつも、お一人お一人、①〜⑦でどの要素が弱く、またどのような機能が不足しているのか、そしてどのような対応(介助)が必要かといったところを観ながら対応させて頂きました。
参加された方々は「楽しい」という気持ちが残って頂ければ十分と思います。
ですが、私たちデイサービステイクオフは、からだのこと(身体機能)・気持ち(認知機能)に刺激を入れていく、伸ばせそうな機能はドンドン刺激しますし、足りないところは何気なく介助します。
そして自信をつけていただくことで、社会生活をより楽しく、イキイキと送っていただければと考えます。
ひいては介護保険に頼らなくても良い状態なって頂きたいというのが、私たちの願いです。
とりあえず、無事に釣りを行うことができました。
次は何をしましょうか?
平成28年10月18日(火)統計の日

先日、デイサービスに卒業された方が遊びに来ていただきました。
終わってから5ヶ月程度経っていましたが、お元気そうでした。
もちろん、私たちのことを忘れずにいていただいて、わざわざお越しいただいたことが嬉しかったですが、
それ以上に、病気を抱えながらも、生活を充実させて楽しまれている様子を伺うことができたことが、本当に嬉しかったです。
また、ぜひ顔を見せに来てくださいね。
写真は、ご本人がお持ちになっていただいたお花です。
平成28年9月7日(水)国際青年デー


今日は台風一過。空は高いですが、気温も上がっていくそうです。
昨日は、行徳橋でハゼが釣れるという情報を聞きつけ、釣りが趣味という利用者の方々と下見に出掛けました。
既に何人かが釣っていました。
利用者の方々と一緒に釣っている姿を想像して・・・
楽しそうです!
秋には出掛けたいですね。
そのための準備が必要です。
安全に安心して行えるように、皆で知恵を出し合って取り組んでいきたいです。
もっと釣りやすいところがあるよ!という情報をお持ちの方、お待ちしています。
平成28年8月17日(水)パイナップルの日

今日は最高気温が34℃を越えて、とても暑い日になりました。
利用者の方々も、デイサービスの周りを歩くには厳しすぎる条件でしたので・・・
車で涼しい場所へ移動して歩行練習を行いました。
場所は、ニッケコルトンプラザ。
普段、デイサービス内や周囲での歩行練習は対応できない、人込みの中やエスカレーター、階段、お店の中の狭いところをすり抜ける、といった練習を行うことができます。
利用者の方には、説明させていただき、ご納得いただいた方で出掛けています。今回も半数の方と一緒に出掛けました。その中で、しっかり歩くことが出来た方、エスカレーターで思うように足が出せなかった方などいらっしゃいましたが、それは、デイサービス内で課題として取り組んで、再チャレンジ!したいと考えています。
暑い夏だからという事でもありませんが、こうしたところでの歩行練習は、とても大切な練習の一つです。
今後も積極的に行っていきましょう!
平成28年7月7日(木)七夕の日

今回は、デイサービス近く❝まほろば❞さんへ出掛けました。
この日は、曇りで気温はそれ程でもなかったのですが、湿気があって少しムシムシ。
移動は車でしたので、あっという間に到着しました。
お店は、市川市内の古民家を改築した和食のお店です。雰囲気を楽しみながら、頂きました。
食事中はなぜか皆さま、黙々と召し上がっています。
終わってからは、感想や意見など、各々楽し気に語っていました。
お会計も無事に終了し、特に問題なく帰ってきました。
利用者の方々は楽しまれた様子で、私たちもホッとしています。
今回のポイントは以下の通りです。
①利用者の方が自ら提案し、他の方々と相談しながら場所を見つけ出したこと。
②庭は段差や飛び石など、歩くには難しい状況ですが、積極的に歩かれたこと(最後までしっかりできました!)
③利用者の方々同士がワイワイ会話されていた事(味付けや、場所の雰囲気、昔の記憶を思い出して話すなど、色々な話題が出てきました)
これらは、①ですとコミュニケーション練習、②は歩行練習、③は記憶の練習になっています。その他いろいろな要素も含まれていますが、普段のデイサービス内での練習より、より実践的で生活の場に近い練習になります。
こうした事の積み重ねが、介護保険法で言われる「有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう」になると信じて、今後も色々な外出機会をご提供できればと考えています。
参加された皆さま、また出掛けましょうね~。
平成28年6月27日(月)女性雑誌の日

市川市にあります、こざと公園に白鳥がいるのですが、今年はヒナが4羽生まれました。
一目見ようと近隣の住民の方が集まって、ちょっとしたフィーバーぶりです。
大野のアイドルになりつつあります。
デイサービス内でもこの話題で持ちきりです。
普段は出たがらない利用者の方が、「ヒナを見に行きたい」と歩いて出掛けるようになりました。
まさに心が動けば、からだが動く、実践例ですね。
このままスクスク育ってほしいものです。
平成28年4月27日(水)哲学の日
今回の地震で被災された方に、心からお見舞い申し上げます。
リハリビテーション専門職としては、JRAT(大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)が立ち上がっています。これは、東日本大震災を機に結成された協議会で、今回の熊本地震でも活動されています。
その下部組織である、千葉県のC-RAT(千葉県災害リハビリテーション支援関連団体協議会)も被災地支援を始めました。
私個人は何もすることができませんが、1日も早く、生活が取り戻せるようにリハビリテーション専門職、千葉県士会員として、お手伝いできればと思います。
2016年4月23日(土)地ビールの日