今年もよろしくお願いします。と言いつつもう3月も後半・・・

DSC09395皆さま、あけましておめでとうございます。

といっても、3月も下旬になってしまい、新年の挨拶というわけにはいかないですね・・・

 

今年も、ここまで大きな事故もなく、日々仕事をさせて頂いています。

 

さて、私は作業療法士というリハビリテーションに関わる資格を持って、日々利用者やご家族の方々と関わります。

まだまだ経験や知識が足りず、勉強の日々ですが、そんな中で少なからず人の死と接する機会があります。

その際には毎回、私は何をできたのだろうかと考えます。

果たしてその方やご家族の方が納得いただけるようなサービスを提供できただろうか?常に真剣に真摯に関わることができたのだろうかと。

私自身、満足のいくことは決してありませんでした。

そしてこれからも変わらない事でしょう。

そう思うのは、ご本人やご家族の人生に、ほんの一部分ですが携わっていること、そしてその重みを感じるからだと思います。

普段ご利用中には色々なお話しをさせていただきます。例えば、病気やケガをする前の頃のお話しを伺ったり、若い頃の写真を見せて頂いたり、大好きな趣味の事やご家族の事、仕事時代の事、子育ての事、苦労話、楽しかった話など。病気やケガをしてしまってからの気持ちや想いを聴かせて頂く事も多いです。

お話を伺い、関わりを持つ中で、その方の今までの人生に触れ、さらにこれからの人生に関わっていくという、その責任の重さを痛感していくのです。。

それに対して私自身の経験や知識をもとに、ご本人の人生がより良くなるために、ご提案させていただくのですが、自分の中では達成感というものは少ないです。多分この仕事を続けていく限りは難しいのではと思います。

日々人と繋がり、人から学び、自分の引き出しを増やしていくことに真剣に真摯に取り組んでいかなければと考えます。

 

写真は数年前に亡くなった方から頂いた写真集です。これからも大事にデイサービスに飾ります。

 

平成29年3月23日(木)世界気象デイ

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